ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた26万の銀河と133億光年と言う距離

インターネットの普及によって、わからないことがあってもちょっと自分で調べれば、ほぼ答えにいきつけます。

 

でもそれは、すでに現在の科学によって解明されている事柄に限っての話。

 

宇宙についてはいろいろと科学的な推論はされていますが、実際に観測・確認されて実証された分野は多くはありません。

 

それだけ夢が残されているともいえます。

 

現在、宇宙の謎に向けてデータを収集しているのは「ハッブル」宇宙望遠鏡。

 

この「ハッブル」宇宙望遠鏡はなんといまから30年近く前の1990年に当時のスペースシャトルによって宇宙空間の静止軌道に打ち上げられたもの。

 

大きさはバス程もある大型の望遠鏡。しかも宇宙空間にあるので地球上から観測するときのように大気による影響を受けないので、遥かに弱い光まで観測することができます。

 

残念なことに「ハッブル」宇宙望遠鏡はそろそろその役目を終えて、再び地球上へと落下する時期が迫っています。(次の宇宙望遠鏡の打ち上げも2021年に予定されていますが)

 

そこで、過去16年間の集大成として、いままで観測してきた宇宙空間を写した映像をまとめて合成した「ハッブル・レガシー・フィールド」が公開されました。

 

この中には26万に及ぶ銀河系が写り込んでおり、太陽のような恒星の数に至っては「兆」の桁を通りこして「京」のレベルだそうです。

 

きっと人類と似たような高度な文明をもった知的生命体もこの合成画像の中には含まれているに違いありません。

 

もういちど天体望遠鏡をのぞいてみたくなりました。

 

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