マリナーズのイチロー選手がついに引退を発表しましたね。
試合後の会見を見てましたけど、何かをやり遂げた、極めたスポーツ選手の言葉はなにか、心に訴えるものを感じます。
以前、イチロー選手は「天才」と言われることを嫌っていたと聞いたことがあります。もとからうまいのではなく努力によってこの成績を残しているんだよ!と言いたかったのでしょう。
ここ数年はその努力をいくら積み重ねても、今までと同じような成績を残せなくなって来ていました。
引退会見では、マリナーズのゼネラルマネジャーから選手としての起用の可能性は成績次第ではまだあると、いわれていたそうです。
その可能性に向けてきっとイチロー選手は、いろいろは練習や努力を積み重ねたことと思います。そして残念ながら結果を残せなかった。
イチロー選手の清々しい引退会見は、ホントに一つのことをやり遂げた人間が行き着く境地を見せられた気がします。
イチローの今後は?
会見ではプロチームの監督やコーチにつくということはない。といっていました。
でも、アマチュアの指導者になることに対しては前向きな発言をしていたので、私としては将来のイチローを育てるべく、小学生に野球を教える指導者になってもらいたいですね。
野球はどうしても体格差に左右されます。日本のプロ野球チームよりもアメリカのメジャーリーガーのほうが、やはり強いといえると思います。
でも、イチロー選手はあの体格で19年間もメジャーリーグの第一線で活躍してきました。
きっと、イチローなら日本人でもメジャーリーグで活躍できる野球選手を、育てられるのではないでしょうか。